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Hula Diary

ハワイ在住スタッフ”ダイスケ(NUI)”によるフラ・ブログ!

■ CD制作レポート

さてさて、前からお伝えしているフラレア10周年特別企画CDの制作が進んでいます。

ハワイのソングライター(ハク・メレ)たちに提供していただく新曲メレフラを収録する今回のアルバムには、クムフラのフランク・ヒューエット、オブライアン・エセル、コディー・プエオ・パタ、ケアヴェ・ロペスのほか、ケネス・マクアカネ、カイナニ・カハウナエレ、ネイサン・アヴェアウといったハワイアン・シンガー・ソングライターが参加してくれています。

ハワイ語の権威で有名なメレ・フラをたくさん書いているプアケア・ノーゲルマイヤーも曲を提供してくれました。

これらの歌を歌うのは、ほとんどが作者自身。レコーディングはすべて終了し、ただいまミックスダウンからマスタリングのプロセス中。フラを踊りたくなるような素敵な曲ばかりです。

これらの曲が日本のフラ・ダンサーたちの新たなレパートリーとして愛されるようになりますように。。。

写真は先日プロデューサー、ケネス・マクアカネのスタジオで行われたオブライアン・エセルのレコーディング風景です。

彼のメレは、クプナも楽しく踊れるミディアム・テンポのいかにも! なフラ・ソングで、録音中のボーカルを聴きながら目を閉じたら、フラ・ダンサーが踊るのが目に浮かぶくらいでした。

■ カジメロ コンサート

ハワイ・シアターで行われたブラザーズ・カジメロのコンサートへ行ってきました。

じつは昨年12月、ハワイ・シアターで行う予定だったクリスマス・コンサートが急遽中止になるという出来事がありました。

ローランドさんの体調不良が理由だったので心配していたのですが、今回のコンサートにはローランドさんも出演して元気な姿を見せてくれました。

ステージでのトークでも、このことをネタにして笑いをとるくらいでした。

コンサートの内容は、ナー・カマレイ男性ダンサーのフラあり、クム・レイナアラのフラあり、カジメロのショーの歴代ダンサー、ナニ・デュドイト、ジャッキー・ブース、モエア・デフリースの3人のソロあり、と音楽とフラを満喫できるものでした。

とても印象的だったのが、ゲスト・シンガーとして登場したナレオのレフアとのコラボ・パート。

まずレフアがサプライズで、ロバートへのバースデー・プレゼントとして書いたという曲を本人を目の前にして歌って聞かせました。

とてもきれいなメロディーのハワイ語の歌で、ロバートさんもとても喜んでいました。

その後は、ナレオの代表曲『ロコ・ボーイ』と『レスト・オブ・ユア・ライフ』を、カジメロのピアノとベースをバックにジャズ・アレンジでデュエット。

これがオリジナルとはまた全然違う味のある仕上がりで、おしゃれでした。

コンサートの終わり方がまた面白かった。

「僕らの生演奏を退場曲にするから、次の曲を演奏しはじめたらみんな席を立って帰ってくれよー!来てくれてありがとう!」

そしてブラザーズ・カジメロが演奏するなか、彼らの歌で送り出されるようにシアターを後にしたのでした。

■ ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイ 2010

先週末、ホノルルで開催されたウクレレ・ピクニック・イン・ハワイに出かけてきました。


サザンオールスターズのベーシストで日本のウクレレ・ブームを支えてきたウクレレ・プレーヤーとしても知られる関口和之さんが中心となって、昨年はじめて行われたこのイベント。

第2回の今年も会場は青い海を見下ろす丘の芝生の公園、カカアコ・パーク。

ここにこの日のためにステージが作られ、ウクレレ・メーカーやショップ、クラフトやランチ売りのブースも並び、いつもは静かな公園が、とても賑やか。

青空が広がる快晴の土曜日、イベントは昼前からスタートしました。
東京、名古屋からこのイベントのための特別ツアーに参加してやってきた百数十人の日本人はじめ、週末のフリー・イベントを楽しみに集まったローカルもたくさん。

今日はサンセットまで続くたくさんの出演者によるウクレレ演奏を、思い思いに芝生に座り、のんびりと楽しむのです。

主催者である関口夫妻の開会宣言から始まり、オープニングはクムフラ・カピオラニ・ハオのオリ、そしてハーラウ・ダンサーたちのカヒコ・パフォーマンス。

その後は日本のアーティストとローカル・アーティストたちが次々に登場。

ロイ・サクマ・ウクレレ・スクールの子供たち、ハーブ・オータ・ジュニア、ホルナペ、ナタリー・アイ・カマウウ、マノアDNA,オータサン、ライル・リッツ、関口バンドなどなど。

途中、関口さんのもとに州知事からサプライズの贈り物、なんとこの日を州の『ウクレレの日』と制定するという発表でした。

さらにホノルル市からもこの日を『ウクレレ・ピクニックの日』とするという発表とともに、証明書が関口さんに手渡されました。

サンセットまで続いたゆるくて長いステージは、最後に大爆発!?

トリで登場したバンド、パリが関口氏とサザンのドラマー、松田氏をステージに向かえ、なんと『勝手にシンドバット』をカバー。これには観客もノリノリ。

意外で楽しい展開でイベントの最後を飾ってくれたのでした。

■ CDリリース・パーティー:ケネス・マクアカネ

先日パケレ・ラウンジでCDリリース・パーティーが行われました。

ニューCDをリリースしたのは、先月ここでもご紹介した現在制作中のフラレア10周年特別企画CDプロデューサーのケネス・マクアカネ

彼がリリースした新作ソロ・アルバムのタイトルは「The Dash」。

ハワイ語の曲、英語の曲、フラ・ソング、ポップ・ソング織り交ぜた全15曲収録で、すべてケネスのオリジナル・ソング。

すでに他のハワイアン・シンガーによって以前録音されていたケネス作の人気曲(Sway It Hula Girl, Blue Manoa,
Hula Girlなど)を、今作では自身の歌で録音しなおしたりしているのも注目。

パケレ・ラウンジでのCDリリース・パーティーは、主役のケネスのライブ演奏はもちろん、彼と親しいミュージシャンたち数組のステージを、ププとドリンクとともに楽しむことができるライブ・イベント。

まず登場したのはジェフ・ラスムッセン。

彼はソロで「キパフル」というフラ・ソングの名曲を歌ったシンガーとして知られていますが、一時期ケネスのバンド「パンダナス・クラブ」のメンバーとしても活動していました。

そんな彼が演奏してくれたのは、懐かしい彼自身のヒット・ソング5曲ほど。

キパフルを本番では歌わず、本番前のサウンドチェックでちらっとしか歌わなかったのが少し残念でしたが、彼の歌声は色褪せていませんでした。

次に登場したのはオブライアン・エセル。

昨年メリー・モナークで総合優勝を勝ち取ったクムフラですが、ソロでアルバムを数枚出しているシンガーとしても素晴らしい人。

オブライアンのアルバムのプロデューサーはもちろんケネス。

ステージで歌ったのは、一曲目から彼の曲の中でもっともフラ・ダンサーに人気の「カハラオプナ」!

僕も大好きなマノア・ソングの名曲、聞き惚れました。(ケネスが書いたこの曲について、本誌37号の連載記事「ハク・メレ」に詳しく書きました)

その後「ハノハノ・オリンダ」「ユー・アー・ソー・ビューティフル」など、彼のおなじみのレパートリーを5曲ほど演奏。

オブライアンのハーラウのアンティーたちがフラを踊ってくれた一幕もあって、とても楽しいステージでした。

3組目はパンダナス・クラブ。

80年代後半から90年代に人気を博した、ご存じケネスのバンド。

「エ・ワイアナエ」「ハナ」「ピリ・マウ・メ・オエ」などヒットソングを連続して演奏!

4組目はハパ。

ハパのバリーとケネスはもう30年来の親友なのだそうです。

バリーの十八番のスラック・キー・インスト・チューンに始まり、「パパ・エ」「リデンプション・ソング」などを演奏。

ネイサンのクールな歌声、バリーの時に心安らぐ時にワクワクさせる美しいギターの音色、ももう本当にハパのライブは文句なしに素晴らしい。

この日は特にバリーのギターがノリノリでした。

5組目は主役のケネス。

新作アルバム収録曲を、曲の背景を語りながら演奏してくれました。

18歳の息子とその友達たちとの交流から生まれたというキュートな曲「アイ・ライク・ユー・ア・ロット」、
ケネスが書いたもうひとつのマノア・ソングの名曲「ブルー・マノア」、
息子と彼のガールフレンドのために書いたというハワイアン・ラブ・ソング「クウ・プア・レイ・メリア」、
遠距離でなかなか会えない彼女への気持ちを、あと一晩寝れば会える、というタイトルで表現した「ワン・モア・ナイト」、
などなど。

午後6時半にスタートして、終わったのは夜10時。

いい音楽でおなかいっぱいになった、ケネスのCDリリース・パーティーでした。

ケネス・マクアカネの新作「The
Dash」はこちらで試聴&ダウンロードできます。

ステージの様子は一部こちらで動画を見ることができます。

■ フラレア10周年CD企画

年末年始を日本で過ごし、今週ハワイに帰ってきました。

帰ってきて最初の仕事は、ハワイアン・ミュージシャン&プロデューサー、ケネス・マクアカネとのミーティング。

実はフラレア10周年企画のひとつとして、フラレア10周年アニバーサリー・ハワイアンCD制作プロジェクトがスタートしています。

僕はコーディネーターとして関わらせていただいており、ゴールデン・ウィークごろの日本発売に向けてプロジェクトを進めています。

このスペシャルCDのプロデューサーとして迎えたのがケネス。

彼は知る人ぞ知るハワイ音楽界の巨匠、ミュージシャン、ソングライター、プロデューサーとしてこれまで数多くの名曲、名アルバムを生み出してきた人。

たとえば作曲家としては『エ・ワイアナエ』や『アイ・ミス・ユー・ハワイ』、『カハラオプナ』など、ミュージシャンとしては80年代から90年代に人気絶頂だったパンダナス・クラブのリーダー、プロデューサーとしてはナレオ、エイミー・ハナイアリイ、ライアテア、ハパなどなどの名アルバムを手がけてきました。

そんな彼のプロデュースで制作する今回のフラレアCDは内容もスペシャル!(内容についてはまた改めて詳しくご紹介することにします。)

制作に向けた第一歩が、フラレアとケネスとの契約書を交わすこと。

今回日本滞在中にフラレア・オフィスに赴いたときに平井編集長から受け取った、サイン入りの契約書を持ってプロデューサー・ケネスとミーティングをしたのはマノアのスタバ。

朝から強い風と雨に包まれたマノアのスタバに車で向かうと、雨の中にダブル・レインボーが!

僕の体験上、人と会うときに現れる虹は祝福の印なので、これは幸先がいい! きっと素敵なCDができあがるにちがいない、そう確信してケネスと会い、ミーティング。

無事ケネスのサインももらい、いよいよ本格的に制作始動です。

またレコーディングの様子などをレポートさせていただきます。

■ 日本に来ています。

日本に来ています。

ハワイに住んで長いと、寒い日本の冬も恋しくなったりするので、寒さはまったく苦にはならないのですが、困ってしまうことがひとつだけあります。

それはこの乾燥した空気。

適度な湿度と適度な気温のぬるま湯のようなハワイの空気に慣れてしまった僕の身体は、この冷たく乾燥した空気に拒絶反応を示しています。

かゆいのです!肌が!!

赤く腫れてじんましんみたいになってしまった部分もあって困ってしまい、昨日は出かけるついでに薬局に寄りました。
そしたら、あるある、いろんな商品が。

乾皮症って言うんですね。そして多いのですね、これにお悩みの人が。

ちょっと安心するやら複雑な気持ち。

乾皮症で悩んでいるあなた、冬はハワイ滞在がおすすめですよ。

ま、そんなことは置いておいて、僕がケラチナミン・コーワ乳状液を塗って昨日出かけたのは、赤坂。

溜池山王近くのレストラン・バー『Scene』の開店一周年クリスマス・パーティーでショーをするというフラ・グループにお誘いいただき、出かけてきました。

出演はフラ・スクール『カプアリコ』のダンサー、カウイ&ナイアほか、そしてハワイアン・バンド『カウラナ』。

お店に集まったのはここの常連お得意様たちのよう。

20代から30代のビジネス・マン&ウーマンを中心とした客層。

若いイケメン・オーナーの挨拶からはじまり、ハワイアン・ショーのオープニングはサンタ・ガールな衣装で踊るタヒチアンで一気に盛り上がる。

しかし、冬の東京で見るココブラで踊るダンサーたちの姿はいろんな意味で刺激的である。

そこからはカウラナの生演奏に合わせて、軽快なフラ、優雅なソロ、キュート&セクシーなタヒチアンを織り交ぜたパフォーマンスで楽しませてくれた。

僕が見ていて何より面白かったのが、お客さんの反応。

フラやハワイとはあまり縁のなさそうなお客さんたちが、ダンサーたちの踊りを本当に楽しそうに見ているのを見て、とても微笑ましかった。

かわいい!すてきー! という声が各テーブルから聞こえ、なかには椅子を立ってその場で一緒に踊り出す人たちの姿も!

2セットのステージを終えた頃には、客の男性も女性もダンサーたちにメロメロのご様子。

普段着に着替えてテーブルについたダンサーたちのもとにやってきて「楽しかった!みなさん普段着もとってもステキー!」と賛辞するお客さんのきれいなお姉さまたちが印象的でした。

慣れない電車生活、ぎりぎり終電に乗って居候先の横須賀に帰る道すがら、はじめて飲んだ『ホットワイン』でほろ酔い気分の僕は思いました。

いろいろな人を笑顔にすることができるってすてきなことだ、と・・・。

Mele Kalikimaka & Hau'oli Makahiki Hou!

■ 新人ハワイアン・バンドのデビューCDリリース・パーティー

新人ハワイアン・バンドのデビューCDリリース・パーティーに行ってきました。

ハワイ時間12月12日(土)午後1時、場所はハワイ大学ハワイアン・スタディー校舎内のハーラウ・ハウメア。

CDリリース・パーティーは通常お酒を飲みながら楽しめるバーやレストランで夜に行われるのですが、今回は場所がキャンパス内ということで、昼間からスタート。

さて今回デビューしたハワイアン・バンドの名前はWaipuna ワイプナ。

ベース&ボーカルのカレとギター&ボーカルのマシューの二人組。

カレはもとアレアのメンバーとして活躍していたアーティスト。

1時を少し遅れていったら、もうすでに一組目のアーティストが演奏をしていた。

ステージにいるのはホルナペ。

日本でもフラ・ダンサーにはもうおなじみの彼ら。

ひさしぶりに生演奏を聴いていて、改めて思う。

彼らは本当にうまい。

演奏も歌もまったくすきがない。

ま、それがちょっと堅苦しいかな、とも個人的には思うけど。

安心して聴けるホルナペの演奏を楽しんだ後は、マイラニの登場。

彼女はもとケアヒヴァイというロコガール・デュオのメンバーだったシンガー。

アイランド・ポップス路線からハワイアン路線に切り替えてのソロ・デビューを果たしたのが記憶に新しい彼女。

デュオ時代のウクレレから、ギターに持ち替えての歌は、グリーン・ローズ・フラやヒイラヴェなどを織り交ぜながらのフラ・ソング&オリジナル・ソング。

1曲だけケアヒヴァイのヒット曲を歌ったのだけど、そのときのMCで、

「けんか別れしたの?ってよく聞かれるけど、そうじゃないの。どうしても私がこれをやらずにいられなかったからなの。」

と言っていたのが印象的だった。

彼女、じつはとてもハワイアンな娘だったんだな。

三組目に登場したのはクパオア。

今年のナー・ホク・ハノハノで新人賞を獲得した注目の男女二人組ハワイアン・ユニット。

フラ・ダンサーの飛び入りもありのステージを楽しんでいるうちに、ふと時間が気になり時計を見るともう3時を回っている。

このイベントは、なんとなく2時間で予定を組んでいたので時間が気になったのだけど、主役もまだ出てないし、当分終わりそうもない。

そうだ、今までCDリリース・パーティーは夜だったから気にならなかったけど、ハワイのCDリリース・パーティーはいつも、バンドが3組も4組も出演して、3時間も4時間もやっているのだった。

スタートが昼間だから何となく次の予定も組んでいたけど、もうこのあとの予定は忘れて、このパーティーを楽しもう!と思いなおした。

4組目に登場したのはマウナルア。

僕も大好きなバンド。

ずっとギターのボビー、ベースのカヒ、ウクレレのブルースで活動していたのだけど、最近ブルースが脱退、新メンバーにギターのリチャードを迎えて活動している。

クウ・レフア、クウレイ・アヴァプヒなどのおなじみの曲のあと、会場にいたクムフラ、キモ・アラマをステージに呼んでパパリナ・ラヒラヒを演奏。

これが超エッチ&コミック・バージョン・フラで、会場は大受け!

最後はマイ・フェイバリット、ウイラニ〜カラエ。

ついに登場、今日の主役ワイプナ。

司会のローカル・ラジオDJ、フランク・B・シェイナーの紹介でいきなり演奏したのがマーラマ・マウ・ハワイ。

エイミー・ハナイアリイの曲として有名なこの歌は、ワイプナのデビューCDの1曲目に入っていて、これが現在彼らの代表曲になっている。

エイミーとはまったく違う、パワフルでアップ・テンポなアレンジが、また違った解釈でいい感じ。

二人のほかにギター、スティール・ギター、ウクレレ、3人のサポート・ミュージシャン(どの人もハワイでは有名な実力派)を入れてのバンドサウンドで盛り上げる。

フラ・バンドと自認するだけあって、つぎつぎとフラ・ダンサーが登場。

カネのグループが踊ったホロホロ・カア、アンティーが踊ったキス・ミー・ラブ、男女で踊ったプープー・オ・ニイハウ、そしてさっき演奏したクパオアの女性が踊ったレフア・マモと続く。

ちなみにクパオアの彼女はワイプナのカレの妹なのだそうだ。で、彼女が踊った歌は彼女が書いたものらしく、今回ワイプナのオリジナル・ソングのひとつとしてデビューCDに収録された。

すべてのライブが終わったのはサンセットの時間。

延々5時間のハワイアン・ライブを楽しませてもらったCDリリース・パーティーだった。

※ライブの様子をおさえた動画を、フラナビ・ブログにアップしているので、どうぞごらんになってください。

■ ハワイアン・ウェディング

先日、ハワイアン・ミュージシャンの結婚式に出席しました。

このたびめでたく結婚することになったカップルは、フラレア最新号掲載の「音楽園」インタビューに登場したナ・ホク・ハノハノ受賞ミュージシャン、パリ・カアイフエさんと、日本のFMラジオJ-waveでハワイから生放送しているハワイ番組のナビゲーターを担当している内田佐知子さん。

お二人が出会う以前から僕は個別に仕事上おつきあいがあったので、このハッピーな展開に祝福の気持ちでいっぱいです。

さてそんなお二人のウェディングはどんなふうに行われたかというと・・・

会場:
パリと佐知子さんのウェディングが行われたのは、コオリナにある海辺の野外イベント会場『ラニクーホヌア』。

以前クムフラ、サニー・チングさんのハーラウのイベントで来たことがある場所で、芝生とやしの木がすがすがしいところ。

セレモニー:
新郎新婦の誓いの言葉と指輪の交換の儀式をつかさどる牧師役はハワイアン・ミュージシャンのカヴィカ・カヒアポさん!

パリと佐知子さんがそれぞれ相手に向けて書いた手紙の朗読にほろりとさせられ、カヴィカさんの二人を祝福するアロハにあふれたスピーチが心に響く。

参式者の前でキスする二人を拍手で祝い、あらかじめ手渡されていたシャボン玉をみんなで飛ばして二人の退場を見送った。


レセプション:
セレモニーが終わると、ケータリングのププ(おつまみ)とドリンクでしばし歓談。

野外会場にはステージが設置されていて、その前に招待客用の丸テーブルが並べられ、それらをはさむようにして新郎新婦&それぞれの付き添い役の席が長テーブルに並ぶ。

司会進行はパリがプロデュースするハワイアン・ライブ・テレビ番組『パケレ・ライブ』(日本でもネット中継が見れるのでおなじみかもしれない)の司会者トニー。

サンセットでオレンジに染まる空気のなかでハワイアン・ライブがスタート。

一組目はデリマ・オハナ。ウクレレ・サウンドとフラ・ダンサー・ゲストで早速ハワイアン・モードに。

ビュッフェ・スタイルのお食事とともに、その後は怒涛のごとく有名ハワイアン・アーティストが代わる代わる登場するのを楽しみます。

ハーブ・オータ・ジュニア、クウイポ・クムカヒ、ジェリー・サントス、HAPAのバリー&アーニー・クルーズ・ジュニア(元カアウ・クレーター・ボーイズ)、ナタリー・アイ・カマウウという豪華な顔ぶれ!

5時半にスタートしたウェディング・パーティーは、延々夜10時ごろまで続くハワイアン・ライブ・エンターテイメント・ショーと化したのでした!

パリ&佐知子さん、素敵なハワイアン・ウェディングにご招待ありがとう。

お幸せに!

■ ワイキキ・フラ・カンファレンス

11月の1ヶ月間、ハワイはフラ・イベントが目白押し。

この時期、日本からも多くのフラ・ダンサーがハワイを訪れることを見込んで、11月1日から1ヶ月のあいだ『JALフラ・ウィーク2009』と題した特別期間に入っています。

先週末、金土日の3日間に渡って開催されたのはインターナショナル・ワイキキ・フラ・カンファレンス。

今年第3回目となるこのカンファレンスは、1日を3つのクラス・タイムに分けて各種フラ関連ワークショップやセミナーがスケジュールされ、3日間で最大8つの授業を受けられるというもの。

どんなクラスがあったかというと、

●アウアナの初級、中級、上級レッスン
●カヒコの初級、中級、上級レッスン
●フラの歴史やスタイルについてのセミナー
●そして楽器手作り、ハワイ語のワークショップ

インストラクターとして名を連ねたのは
レイモミ・ホー、メリア・ローベンスタイン・カーター、カピオラニ・ハオ、カレン・アイウ、ケアヴェ&トレイシー・ロペス、カレ・パーヴァイなどなど。

僕は通訳としてこのイベントに参加、7つのクラスを担当しました。

担当したのは、

メリア・ローベンスタイン・カーターさんのアウアナ上級クラス、メレは『メレ・オ・ラナイ』
ランディー・チャングさんの中級クラス、メレは『ウイラニ』
トレイシー・ロペスさんのアウアナ中級『ホメ・カパカ』、上級『ヒイラヴェ』
そのほか、ハーモニー・ブライターさん、モミ・クルーズさん、シャーリー・レッカさんなど。

複数のクムフラのレッスンを1日にいくつも通訳するのは大変だけどいい経験でした。

一番とまどうのは、クムフラによって言うことが違うとき。
それはステップの形だったり、特定のことに対する解釈だったり。

そしてあらためて感じたのは、教え方も本当に人それぞれ。
エネルギッシュに生徒たちを巻き込んでグイグイすすめていくタイプのクムの次には、とてもソフトな語りでゆったりと進めていくクムを担当したりするから、モードを切り替えるのにこちらもちょっととまどったりもしました。

レッスンの進め方、説明のしかた、時間配分、いろいろな面でクムによって違いがあるから、やはり受ける側にとっても合う合わないがあるでしょうね。

あるクラスでは、クムが伝えようとしていることがすんなりと入ってきて、理路整然と日本語に置き換えて通訳できたのに、次のクラスでは、自分でもなんとなくすっきりとしない通訳になってしまったりする。

その差は何なのかな、と考えてたのですが、やはりまずクムの教え方のうまさに左右されます。

文化の背景が違う人たちへのレッスン、という同じ状況に置かれながら、教え方がうまいなぁ、と思わせる人と、なんてわかりづらい教え方だろう、と思う人がいました。

クムフラといっても、そのスタイル、タイプ、技能は人それぞれ。

だから、フラダンサーが自分にあったクムフラに出会うっていうのは、とても幸運なことなのだろうな、と改めて思うのでした。

■ プリンセス・カイウラニの映画

ホノルルで開催されていたハワイ国際映画祭の最終日だった昨日、今回の映画祭で一番話題となったある映画を観に行きました。

それはあのプリンセス・カイウラニを主人公とする初の映画。

19世紀後半、王朝終焉という歴史的事件と絡み、時代に翻弄されながら23歳という若さで亡くなったカイウラニ。

美しい容姿と知性を持った若きプリンセスの短くもドラマチックな生涯は、ハワイでは広く知られ語られることも多く、カイウラニは今も人々に愛され続けている王族のひとり。

そんなプリンセスのストーリーが、初めて広く世界に伝えられるきっかけとなる映画になるかもしれない、という期待が高まる中、映画祭での上映にあたってじつは映画のタイトルが物議を醸していました。

この映画のタイトルは『Barbarian Princess』

問題はBarbarianという言葉。

未開の地の、教養のない、野蛮人、という意味の、差罰的表現に使われる単語であり、19世紀末の欧米人がハワイのプリンセスに対して使った表現だそうです。

「そんな言葉をプリンセスの映画のタイトルにするなんて冗談じゃない!」

ハワイアンの一部のグループが抗議の声をあげ、それがニュースでも取り上げられ話題が話題を呼んだ格好になりました。

そんななか映画祭のメインフィルムとして予定された初日の上映はソールドアウト。

追加された映画祭最終日の2回上映分もすべて発売してまもなく売り切れとなる人気。

物議を醸すタイトルで逆に注目を集めることになったこの映画の内容を、ハワイの人たちは実際に観てどう思うのだろう。

僕も自分の目で見て判断したいと思い、最終日の夜の追加上映前に売られるという追加チケットを手に入れるため、並びました。
無事チケットを手に入れ、観た感想は・・・

悪くない。

興味深いシーン、いくつかある。

ストーリーは、カラーカウア王からリリウオカラニ女王の時代のハワイ王国がアメリカに取り込まれていく激動の数年間をカイウラニの目線で描いたもの。

ただ全体的にイギリス留学中に出会ったイギリス青年との恋愛に比重が置かれすぎた感じがして、少し物足りなさは残る。

それでも、スクリーンに映し出された王国時代のハワイの風景、そしてそのなかで動き話すカイウラニ、カラーカウア、リリウオカラニの姿を観るのはなんともいえない疑似体験ではありました。

上映後はプロデューサーが登場して挨拶と観客の質問に応えるという時間も設けられていました。

賛美の声がいくつか聞かれたあと、予想通りこのタイトルについて指摘する厳しい意見が。

プロデューサーの意見は確固としたもので、ハワイ王国があったことも、ハワイがどんな歴史をたどったかも、まったく知らない世界の人々が、カイウラニの物語を通してハワイにより深い興味を持つことにつながる、ということを繰り返し語っていました。

撮影から完成までの間、何度か改題が検討され「Princess
Kaiulani」というタイトルでいくことがかなり現実的になったにも関わらず、全米公開に向けて動き出す前の現段階では、『Barbarian
Princess』という扇情的なタイトルを捨てる気は全くなさそうです。

「たかが映画のタイトルじゃないか」そういうハワイの人もたくさんいます。

「人種偏見」に関わる問題は人を感情的にしてしまう。ましてやそれが、遠くない過去に身をもって受けた体験であればなおのこと。

映画のタイトルが、ある人々に対する配慮に欠けたものであることはやっぱり否定できないと思う。

プロデューサーがハワイアンであったら、もっといい結果だっただろうか。

ちなみにこの映画は来年2010年春の全米公開を目指して動いているそうです。

※この映画の予告編をフラナビ・ブログ(http://daisuke.blog.mo-hawaii.com/)で見れるようにしてあります。

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